
空を見上げると、ふわふわと浮かんでいる雲。あれって、水の集まりなんでしょ?だったら、なんで重力で落ちてこないの?って不思議に思ったことありませんか?
しかも雨になるくらいの水分を含んでるのに、なんでずっと空に浮いていられるのか…。この疑問、誰かに聞きたくなっちゃいますよね。じゃあ、いつものように教えてアオイ!
了解でーす!
雲が浮かんでいるのは水と空気のバランスのせい!

雲が空に浮かんで見えるのは、雲を作っている水滴や氷の粒がとっても小さくて、空気の流れに乗って漂っているからなんです。それに加えて、空気との密度差も関係してるんですよ。
つまり、完全に止まってるわけじゃなくて、ふわっと浮いてるように見えるってわけ。実際には常に空気に支えられて、動きながら浮いてるんです。
雲の正体は超微細な水の粒!

雲は空中の水蒸気が冷やされて、水滴や氷の粒に変わって集まったものなんです。でもこの水滴、なんと直径が0.01ミリくらいしかないの!
それくらい小さいから、重力に負けずに空気の流れに乗ってフワフワ漂えるんだよ。しかも、1つの雲の中にはそんな粒が何億個も集まってるんだって。
うわ、小さすぎてイメージできない…!空に巨大な霧があるって感じなのか!
雲が落ちないのは「上昇気流」のおかげ

実は、地上の熱が空気を温めて、それが上昇する「上昇気流」って現象があるんだけど、これが雲を空中にとどめてる力の正体なんです。
この上昇気流があるおかげで、重力で落ちそうな水滴たちも上に押し上げられて、結果的に空に浮いてるように見えるんですね。自然って、すごいバランスでできてるんですよ〜。
なるほど!雲って落ちそうで落ちない絶妙な状態なんだな!
雨が降るときはどうしてるの?

雲がずっと浮かんでいられるわけじゃなくて、水滴がどんどん合体して大きくなって、ある一定の重さを超えると落ちてくる=雨になるんです。
これ、雲の「限界」みたいなもので、雨になる瞬間は“落ちる”というより“こぼれる”ってイメージの方が近いかも。だから、雲の中のバランスが崩れると雨が降るんですよ。
雲もギリギリのところでがんばってるんだな…!なんか応援したくなる!
まとめ
雲がどうして空に浮いているのかって、ずっと不思議だったけど、アオイの話を聞いて納得しました!すごく小さい水滴がたくさん集まって、上昇気流に乗ってフワフワ漂ってるなんて、まるで空に浮かぶ巨大な綿あめみたい。
しかも、落ちるギリギリのところでバランスを保ってるって知って、自然の仕組みのすごさを改めて感じたよ。これから空を見るのがちょっと楽しみになるかも!
