
炭酸飲料って、最初はシュワッとしてて最高なのに、時間が経つとだんだん気が抜けていって「なんかもう…ただの甘い水じゃん」ってなりますよね。冷蔵庫に入れておいたはずなのに、次の日にはもうあの爽快感がない…。
どうして時間が経つと炭酸は抜けてしまうのでしょうか?理屈があるのかな?じゃあ、いつものように教えてアオイ!
了解でーす!
炭酸が抜けるのは気体の性質と圧力の関係!

炭酸が抜ける主な理由は、飲み物の中に溶け込んでいた二酸化炭素(CO₂)が、時間と共に空気中へ逃げていくからなんです。
炭酸飲料は製造時に高い圧力でCO₂を水に溶かし込んでいるけど、キャップを開けて常圧に戻ると、CO₂がどんどん逃げ出していくの。つまり、あのシュワシュワは「気圧」と「気体の逃げたがり性」の合作なのよ♪
炭酸はどうやって水に溶けているの?

炭酸飲料に含まれる二酸化炭素は、水に圧力をかけることで無理やり溶け込ませています。これは「ヘンリーの法則」という科学的な法則に基づいていて、圧力が高いほど気体は液体に多く溶けるってやつです。
だから、缶やペットボトルの中ではCO₂がぎゅうぎゅうに詰められてて、フタを開けた瞬間に「解放だ〜!」って感じで一気に外に出ちゃうんですよ。
なるほど…炭酸って閉じ込められてたんだね、そりゃ逃げたくなるわ(笑)
冷たい方が炭酸が抜けにくいってホント?

はい、ホントです!温度が低いと、気体は液体に溶けやすくなる性質があります。逆に、温度が高いとCO₂は早く逃げちゃう。だから、常温よりも冷蔵庫で保存した方が炭酸の持ちはいいんですよ。
夏場に常温で放置した炭酸がすぐ気が抜けるのは、まさにこの性質のせい。だから炭酸はキンキンに冷やして飲むのがベストなんです!
やっぱ冷やすのって大事なんだな〜。ぬるい炭酸とかマジ無理!
ペットボトルの「プシュッ音」の正体

あの「プシュッ」という音、実は炭酸が逃げ出す瞬間の音なんです。開けたときにボトル内の圧力が急激に下がって、溶けきれなくなったCO₂が泡になって出ていく。そのときに空気やガスが一気に広がるから、あの独特な音がするんですよ。
ちなみに、開け閉めを繰り返すとその分CO₂が抜けやすくなるので、なるべく早く飲みきった方がいいですよ〜。
プシュッて炭酸の命の音だったんだね…ちょっと切ない(笑)
まとめ
アオイの話を聞いて、炭酸が抜ける理由がめっちゃクリアになりました!圧力とか温度とか、普段意識しないけど、科学的な法則がちゃんと働いてるんだね。しかも、冷やした方が長持ちするって知れて、今後は絶対ぬるくしないように気をつけます!
これからは、プシュッとした瞬間が炭酸のピークタイムだと思って、ありがたく飲むようにしますっ!
