道で犬とすれ違ったとき、しっぽを振って寄ってきたり、初対面でもペロペロなめてきたりする犬っていますよね？猫とはまた違って、人間にグイグイ懐いてくるあの感じ…ちょっと不思議に思ったことはありませんか？
犬はどうしてあんなにも人懐っこいのでしょうか？ただ単に「かわいい性格」だからじゃ説明つかない気がします。じゃあ、いつものように教えてアオイ！
了解でーす！
犬が人懐っこいのはなぜ？進化と絆のチカラ！
犬が人懐っこい理由には、長い進化の歴史と人間との深い絆が関係しています。犬はオオカミから進化した動物ですが、人間と生活を共にするうちに「人間に従うことで生きやすくなる」と学び、懐く性質を持つようになったんです。
それに加えて、人間の表情や感情を読み取る能力まで進化しているから、人間に近づいて甘える行動が自然になったんですよ。
オオカミから犬へ：人と共に生きる進化の物語
犬の祖先はオオカミでしたが、野生のオオカミの中にも人間の近くで生活することで食料を得やすくなる個体がいたんです。
そういう個体が自然と人間との距離を縮め、繁殖していく中で、より人に懐きやすい性格が強くなっていったんです。
つまり、今の犬の「懐っこさ」は、進化の中で選ばれてきた性格なんですね。
えっ、犬の人懐っこさって、自然にできた性格じゃなくて、進化の結果なんだ！？
犬は人の感情を読むのが得意な動物だった！
実は犬って、人間の表情や声のトーンを読み取るのがめちゃくちゃ得意なんです。特に眉の動きや目の開き方など、感情を表す顔の変化を敏感に察知できます。
だから、飼い主が笑っていたら嬉しそうに寄ってきたり、怒っていれば少し距離を取ったりするんです。人懐っこいだけじゃなくて、ちゃんと空気も読めるんですよ〜。
そりゃあ甘え上手なわけだ…空気まで読んでたなんて、犬すごっ！
実はホルモンが関係？犬と人の「愛情物質」
犬と人間が目を見つめ合うと、「オキシトシン」という愛情ホルモンが分泌されます。これは親子間の絆を深めるホルモンとして知られていますが、犬と人の間でも同じように作用するんです。
このホルモンが出ることで、お互いに「安心感」や「信頼感」を感じて、ますます仲良くなれるというわけ。科学的にも、犬は「愛される天才」なんですね。
なるほど…犬って見た目だけじゃなくて、脳内ホルモンでも人を惹きつけてたのか！
まとめ
アオイの話を聞いて、犬が人懐っこいのは「進化・共感力・ホルモン」という３つの要素が合わさった結果だってことがわかりました。
単に「かわいい」ってだけじゃなく、何千年もかけて人間と絆を深めてきた動物だったんですね。そりゃあ一緒に暮らしたくなるわけだし、すぐに仲良くなれるのも納得です！改めて、犬ってすごい存在だな〜って思いました。
