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【ネタバレ注意】きさらぎ駅 Re:が想像以上にヤバかった件w

 

 

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chatGPTで画像生成してる間に、手持ち無沙汰だったので、何気なくAmazonプライムで本田望結ちゃん主演の『きさらぎ駅』の続編である『きさらぎ駅 Re:』を視聴。

 

都市伝説の存在しない異界の駅『きさらぎ駅』が題材になってるのだけど、前作も一応見て、かなりアレな映画ではあったのですが・・・

今回はさらにヤバイ映画になってた印象ですかね。

 

あまり人にはおススメできる映画ではないのですが、これから見たいと思ってる人は

ここで戻った方がいいかもです。

一応ネタバレ注意なんで。

 

20年後へ

既に前作の年代設定を忘れていたんですが、2002年だったっけか。

前作で『きさらぎ駅』に迷い込むも、戻ってこれた主人公の宮崎明日香(本田望結)。

確か異界に迷い込んで戻ってきて、体感的には1日しか経ってないのだけど、実際には20年もの月日が流れているっていうね。

 

まさに浦島太郎状態。

一応両親は健在だったみたいだけど、娘が行方不明になり20年経ってるってんでね。

ずっと探してきた両親は結構な年齢になってる上に、介護が必要だったりボロボロに。

あんま覚えてないけど、宗教かなんかを頼っちゃったんだっけ・・・

まさに身も心もボロボロ。

 

かくいう主人公も、見た目は20歳、実年齢40歳っていう凄い状態。

同窓会にも参加したみたいだけど、なんせ向こうはいいオジサンオバサン。

話もまったく合わないっていうね。

 

おまけに彼女、戻ってきて早々、市役所で『きさらぎ駅』を探して欲しいなんて

騒ぎ立てた結果、その様子を勝手に撮影されSNSで拡散され、『オカルトクレーマー』なんて呼ばれて大炎上。

 

結果、名前も住所も特定され、嫌がらせの日々を生きてるっていうね。

あ、今作の冒頭は、この異世界から戻ってきた彼女のドキュメンタリー映像というていで実生活も含め、前作のおさらい的な展開になってます。

 

ちなみにきさらぎ駅からの生存者は彼女だけではなく、前作に登場した数名も登場するのですが、いずれもその後に自殺していたり、精神を壊したりと、全員が不幸になってる模様。

 

こっちの世界に戻ってきたものの、まるで”呪い”がかかったかのような状況みたいね。

で、この主人公の宮崎明日香のドキュメント作品なんだけど、予告をテレビで流したら鬼クレームが来たみたいで、結局お蔵入りになることに。

 

いざ、きさらぎ駅へ

なんやかんやあって前作で自分を救って、未だあの世界に取り残されてる堤春奈を救出すべく、宮崎明日香は再び異界であるきさらぎ駅へ。

 

特殊な手順を踏むことで確実に行けるっていうね。

で、異界で無事に堤春奈と再会するのだけど、向こうは何も覚えてないのね。

この世界、死ぬと記憶がリセットするみたいやでね。

 

ちなみに、前作で宮崎明日香と一緒に帰還者が出てしまったためか、新規で異界に巻き込まれてる人間も。

前作同様取り残されてる男も一人いる。

あとは葬儀帰りに異界に巻き込まれた夫婦と、チャラいホスト。

 

明日香の目的は堤春奈の救出なので、事情を説明し、強引にクリアに向かう。

前作で一度クリアしているので、この世界でこれからどんな展開が起こるのかは全部承知してるわけだ。

 

いわゆる”強くてニューゲーム”状態で、怪異の先回りでボッコボコに無双していくw

もうなんというかホラー作品というかギャグ作品のようである。

 

しかし、いわゆるラストステージだけは新展開の要素になってるようで、何が起こるかわからない。

結局、他の異界送りにされた連中が怪異になって襲ってきて、結局全員死ぬ結果に。

 

死に戻りで強くなれ!

前述では死んだら記憶がリセットされる、といったが、どうやらそれはクリア者がいた場合の話。

クリアして現実世界に帰還者が出ぬまま、全員が死んだ場合は、スタート地点である電車内から記憶を持った状態でリスタート。

 

何も知らなかった新規プレーヤーたちに、事情を説明。

しかし、”光のドアを最初にくぐったものだけが帰れる”という事情を知ったがために、

全員われ先にと、ゴールを目指す結果に。

 

まるで効く耳を持たない連中は、明日香の忠告も無視して死ぬわ死ぬわ。

結局また全滅をして、ある程度聞く耳を持つようになって、協力するようになるも、

やはりつまづくのは何の展開もわからないラストステージ。

 

一応、ここも死に戻り後も同じ展開なので、全滅をくり返すことで、

ある程度死を回避できるように。

そしてついに出口の光のドアを発見するのだが・・・

 

 

 

最後の難関、目玉オバケ

学校の校庭に光のドア。

もうあとはそこまでいって飛び込むだけ。

こういう展開までもってくると、今まで多少協力関係にあった者たちでも、我先に・・・という邪な気持ちが露わに・・・

 

だが、そんな醜い心を見越してなのか、突如巨大な目玉が現れ、参加者たちをひき肉にしていく・・・

 

もうこっからは酷いもので、攻略の糸口も見えないまま全滅をくり返し、

なかば諦めかけたところで、目玉に攻撃されないという偶然を引き当てる。

その条件とはなにか?

 

堤春奈がたまたま逃げた先のなんか台の上・・・

そこに乗ってたら目玉に攻撃されなかった。

 

このヒントを助けに、学校の教室にあった椅子や机を持ち出し、校庭に並べ、

それを足場にして、光のドアまで進もうという算段。

しかし、机と椅子が足りず、光のドアまで、あと少しという所で届かない。

 

結局明日香の頼み込みで、堤春奈を今回逃がす事にし、他のものたちが囮になることに。

そしてその結果、何とか光のドアをくぐれる状況までもっていくも、最後の最後で良心からか、自分がくぐるのではなく、明日香を光のドアに突きとばし犠牲になる堤春奈。

 

クリアとはならんか

しかし、明日香は光のドアをくぐったにも関わらず元の世界には戻れず目玉に殺される。

どうやらフェイクのゴールだったようで、一同は途方に暮れる。

 

何か別の方法があるのか、まだ試していない何か方法が・・・

そこで明日香がひらめいたのは、スタート地点で乗っている電車・・・

一名だけを車内に残し、他は全員きさらぎ駅で降りるということ。

 

結果、堤春奈を車内に残し、自分たちが下りる事で堤春奈は現実世界へ。

他の面々は取り残されたまま・・・クリア者が出た時点かは不明だけど、またここで残された連中は記憶がリセットされることに。

 

ちなみに、現実世界に戻った堤春奈は、明日香のドキュメント作品を作ってたディレクターと出会う。

ディレクターの女性は、ドキュメント作品が放送出来ない事を告げてから明日香がいなくなってしまったことから、彼女が再びきさらぎ駅に行ってしまったと思い、手がかりを探す中で、堤春奈と出会うことに。

 

春奈は向こうで明日香に頼まれていた事、自分がこっちに来たのはディレクターのせいではないという事を伝えると、ディレクターは彼女の思いを汲んでドキュメント作品を放送する決意を固める。

 

流石に日本じゃ流せないってんで海外にもちこんで流したとか。

しかし、これが日本でも知れわたり大炎上。

てか、なんか放送の中できさらぎ駅への行き方までが含まれていたとかで、多くの人間が手順を踏んで電車に乗り込んだみたい。

 

で、このバカたちは見事、きさらぎ駅に辿り着くことになったのだけど・・・

すべては宮崎明日香の計画通りっていうね・・・

 

口では堤春奈を助けるだの、自分がきさらぎ駅に残り、生贄になるだの言っていたが、

その実は、自分を中傷し、追いつめてきた連中をきさらぎ駅に誘い込み、

そこで終わらない地獄を見せる事が目的だったみたい・・・

 

最後の最後でゾッとする・・・っていうね。

他には怖いところもほとんどなく、ギャグ展開でしたね。

なんともはや・・・かなりヤバい作品でしたとさ・・・