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【3年A組10話感想】真の黒幕はネット民!SNSの匿名性と凶悪性に警鐘を鳴らす良いドラマでした


しろんのアンテナ

第10話(最終話)ネタバレ感想

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大体予想通りの結末でしたね。

やはり景山澪奈を自殺に追い込んだ真の黒幕は、SNSで誹謗中傷したネット民。

フェイク動画の真偽を確かめもせず、匿名性を良い事に、言いたい放題暴言を吐き散らし・・・

 

結果として景山澪奈を自殺に追いやった。

その事実を知って尚、責任転嫁で自分を正当化し、罪の意識もない・・・

 

これは劇中だけの話ではなく、作品を見ている我々に向けられた柊一颯からの最期の授業だったのだろう。

正直、心打たれました。

 

自分も悪意に塗れた言葉の刃を振るっている事もあるので、そこは大いに反省すべき点でしょうね・・・

だけど、あれだけの熱量で、これだけの事件を起こして尚・・・

ネット民の大多数は何も変わる事無く、これからも言葉の刃で見ず知らずの相手を傷つけていくのでしょう。

 

しかし、誰かを貶めるフェイク動画以上に、自らを自らで貶めるバカッターやら

インスタライブ、TikTok動画があるのも現実で、それら動画に対し、いちいち真偽を確かめていては、問題も有耶無耶にされるマイナスの部分もあると思う。

 

 

そもそも、これまで炎上した動画の中に、フェイク動画は存在しているのだろうか?

そこまで精密なフェイク動画を、素人は作れないし、たかが一個人を貶めるために

そんな大それたフェイク動画は作らないと思うんだよね。

 

例えば政治家がらみやら、芸能ニュース・・・

そのレベルにいかないと、まずお目にかかる話ではないでしょう。

 

まぁ・・・フェイク動画に限らず、一枚の写真から勝手に犯罪者を生み出したり、

事情も知らずに叩きまくるなってことだろうね。

 

結局ブッキーが一番伝えたかったことって、一歩踏み止まって、それが事実かどうかの確証を持ち、責任を持った発言をするべきってことでしょうね。

 

軽々しく顏の見えない相手の悪口を言わない、その人の事を何も知らないくせに、

知ったような顏で、好き勝手に書き捨て、簡単に傷つける・・・

 

そういう事の愚かさについてもブッキーは訴えていた。

 

今回ブッキーが起こした立てこもり事件・・・

わずか10日の間にネット民は叩く対象をあっちこっち変えまくって、

意見はブレブレ・・・まさにネットの情報に振り回されている状態だった。

 

その度に無実の人間を無自覚に傷つけ、それでいて正義を正当化し、罪の意識は欠片もない。

こんなSNSの状況は、ドラマの世界に留まらず、リアルに我々に社会にも言えることなのでしょうね。

そういう点では一石を投じた、いい作品だったと思いますね。


 


今回のまとめ

・景山澪奈が自殺する直前まで会っていたのは茅野だった。

・景山澪奈はSNSの罵詈雑言に精神をむしばまれ、幻覚や幻聴をみるようになっていた

・自殺する直前も、茅野がスマホをいじった事をきっかけに幻聴が聞こえ、

 自ら屋上で飛び降りる選択しかなかった。

 

・景山澪奈が落下する中、茅野がその手を掴むも、彼女自身が死を望み・・・

 結果、茅野は手を放した。それ故に自身が景山澪奈を殺したと思い込んだ。

 →しかし、実際には景山澪奈を助けたかったし、

  見捨てるつもりで手を放したわけではなく、単純に力がなくなり救えなかっただけ。

 

・ブッキーは茅野から告白を受け、自分を責める彼女に悪くないと説得するが、

 結局、言葉で彼女の傷を癒すことはできなかった。

 

・武智の依頼で作られたフェイク動画は、いわば一時災害・・・

 その後のSNSの暴言が何より景山澪奈を追いつめる結果になった。

 

・相楽文香や、景山澪奈のような被害者をこれ以上出さないためにも、

 ブッキーは計画を練り、実行に移した。

 

・最後はネット民に向けて、実は柊自身が犯人に見えた動画は、

 フェイク動画でしたとネタバラシ。

 そして、この9日間で、どれだけネット民が情報に流され右往左往、意見をかえ、

 色んな人間を殺人犯呼ばわりからヒーロー扱いまで・・・

 自身の無責任な発言や、真実を見極めず軽々しく

 言葉の刃を振りかざしていたことに言及。

 

・ネット民は反省しない。

 それでも画面の向こうのたった一人でもいい・・・誰かに想いが伝わっていれば

 いずれ一人が十人、百人・・・千人と増えて行ってくれると信じるブッキー。

 

・熱のこもった訴えを言い終え、生放送を終了し、自ら飛び降りたブッキー。

・茅野に手を掴まれるも、あの時の景山澪奈同様に死なせて欲しいと告げる。

 しかし、茅野は決してその手を放さなかった。

 その後、生徒たちも駆けつけ、ブッキーは助けられた。

 

 

若干ラストがドラマっぽくなりすぎて不満なんだよねー。

あそこで茅野がブッキーを救う事で、自身が景山澪奈を殺したのではなかった事を、

実感させるために、ブッキーは飛び降りたっていうけどさ。

 

ホント一歩間違えれば普通に死ぬからな?

そしたら茅野は傷が癒えるどころか、目の前で大切な人を二人も見殺しにしたってんで、そのまま後追い自殺していた可能性だってあったわけで、ホントあの飛び降りには納得がいかないんだけどね。

 

あまりにも一か八かすぎるだろw

 

大体、景山澪奈ですら支えることが出来なかったのに、男を支えられるわけがないだろ!

都合よく生徒たちが駆けつけたからいいようなもの・・・

まぁ・・・そこはドラマってことで大目に見るしかないか(´・ω・`)

 

感想 

結局ブッキーは病に倒れ、1年後に他界・・・よく頑張った方だよね。

 

しかし、事件から1年後も世間は相変わらずSNSで叩きまくりみたいだけど・・・

ブッキーの言葉の届いた人間も少なからずいて・・・

その人が書き込みを思い止まる所でドラマは終わっていたね。

 

このドラマは、リアルに今のSNSの闇に警鐘を鳴らすものでしたね。

情報の真偽に踊らされる事無く、情報を見極める目を持ち・・・

自身の言葉に対して発信する前によく考えるべきだと。

 

匿名性をいいことに、簡単に暴言を吐くのは、やっぱりやめた方がいいだろうね。

自分が言っても説得力はないけど、自分も少し気をつけようと思います(´・ω・`)

良いドラマでした。

 

何より菅田将暉の熱演が凄かったです。

やっぱすげぇなって。

 

てか日曜22:30ドラマ、次の奴も面白そうじゃねェか!

勘弁してくれ・゜・(つД`)・゜・