生霊って本当にいるのだろうか?
心霊番組などでよく聞く『生霊』って奴・・・
恨みや想いの念が強すぎると、実体化して、対象に様々な怪奇現象を引き起こすってアレだ。
僕自身も強い恨みから誰かに知らず知らずに生霊を飛ばしているかもしれないが、
今回は自分が体験した、生霊・・・?らしき不思議体験を語ろうと思う。
生霊とは・・・
「本当に信じられないと思うんだけどね。
生霊って『匂い』がするそうなんだ」
「なんか聞いたことあるかも・・・」
「こういうのって自分で体験しないと絶対信じられないと思う。
僕は特別霊感が強い訳じゃないのだけど、
たまに異様に臭い匂いが立ち込めたりしたことがあるんだ」
「単純に鼻がおかしいんだろ」
「何とも言えないけど、例え鼻がおかしいとしたら、
その匂いはずっと消えないんじゃないか?
そうじゃないんだよね・・・」
「怖い話やめて」
「でさ、臭いだけなら、まだ鼻がおかしいかもって思うじゃん?
実は一度だけしか経験はないんだけどさ・・・
メチャクチャいい女の子の匂いを感じた事があるの!」
「なんか変態チックだな」
「いやいや・・・仕事場で借りてる部屋でだよ?
それこそ、出入りする人間なんて僕だけだから、
そもそも他人の匂いがするはずがないんだ」
「それ・・・泥棒に入られてるんじゃね?」
「最初はそれも疑ったんだけどさ・・・
別に取られてる形跡はなかったんだよな・・・
荒らされてる形跡も・・・もちろん戸締りはしっかりしてる」
「ガチかよ・・・」
タバコの匂いがして恐怖が走った
「つい先日のこと・・・
これは本気でビビったんだけどさ。
自宅にいて、夜0時前くらいだったかな・・・
洗面所で歯を磨いてたらさ・・・
匂ってきたんだよ・・・たばこの匂いが・・・!!」
「ぎゃあああああああああああああ」
「うちには喫煙者は1人もいないのでタバコのにおいがするはずがないんだよね。
それでも洗濯物に匂いがついてる可能性もあったので、急いで匂いを嗅いでみたわけ。
でも、全くタバコの匂いはしないの。
以前嗅いだ女性の匂いと同様に、一瞬匂ったその香りは、もう消えちゃうんだよ。
流石に背筋がゾクゾクしたね・・・」
「ゴミ屋敷パイセンのタバコの匂いだったのか?」
「それが・・・そこまでは解らなかった。
キツイはキツかったんだけどね・・・一瞬だったし・・・」
「でもおかしくない?君がパイセンに生霊を飛ばすならわかるけど、
なんで飛ばされてるの?パイセン君に恨みもってるの?」
「これもなんともいえないけど・・・
ついついイキってベランダでタバコ吸ってんの誰だオラー!って
小声で言ったり、ベランダの壁(自分のスペースの)を蹴ったりしたからなぁ。
他にもベランダの掃除の音が余りに五月蠅かったんで、
ドアを想いっきりしめてみたり・・・」
「おめぇも結構やるじぇねぇか!
気に入ったぜ」
「だってタバコは吸うわ、うるさいわで、こっちも相当頭にきてたんだもん。
管理会社は何もしてくれないっていうしさ。
そんくらい抵抗したってバチはあたらんでしょ!」
「だが、恨みは買ったわけだ」
「パイセンの話じゃないんだけどさ、
生霊飛ばされてると、無駄に電化製品の調子が悪くなるそうだ。
僕は今までスライダー能力かと思ってたけど、ジョイコンが壊れたりしたのって
もしかしたら誰かの生霊のせいだったりするのかな・・・」
「ま、こういうのは気の持ちよう一つなんじゃない?
マイナスに考えてても仕方ないよ。
ただの偶然・・・気のせいだって可能性もあるわけでしょ」
「・・・そうだね」
「せいぜい気をつける事だな!!」
まとめ
まぁ・・・問題はないと信じたいけど、
ガチで何かを感じたらなんらかの対処はしていくべきだろうね。
また何か動きがあれば報告したいと思います。